初心者の宝塚な毎日

2018.5/ちぎみゆに出会い、2018.6/星組と月組を観劇。日々ずぶずぶ沼にハマっています

「舞台に立つ人たち」に思うこと

文章長くなりそうだからパソコンから打とうと思ったらパソコン壊れた…笑


相変わらずタカラヅカに毎日幸せをもらっている。

そんな中でふと思ったこと。


本当にふと、「ジェンヌさんって、冠婚葬祭を基本的に諦めているのでは…?」と思った。

諦めている、という言葉はイマイチ適切ではないと思うのだけど、しっくりくる言葉が浮かばず申し訳ない。

私は某北の五人つながりの友人の影響で、ここ何年かで、別の大きな劇団のミュージカルを年に何度か観劇するようになった。

そこでは通年で、日本の各地で様々な演目が上演されていて、キャストは週の初めに発表される。

自分が観劇に行く日は随分前から決まっているけど、その時にこの役は誰々さんだといいな、と思っていても、それが叶うかは直前までわからない。

最初知った時すごいシステムだなと思ったけど、出演者の人気などによるチケット売行きの偏り防止にはなるのかもしれないし、どの役も基本的に演じられる俳優さんが複数いるので、それが成立する劇団としてのシステムもすごいんだろう。


話が逸れた。

で、宝塚は、演目のキャスティングは基本ずっと同じ方じゃないですか。

恐らく宝塚に限らずその方が一般的。

ある日、どなたかは忘れたけどOGの方が宝塚同期の結婚式に出席してきましたーってSNSでの投稿を目にした。

ふと思った。

「ジェンヌさんって同期の結びつきがすごく強いのに、現役の間はまず出席することは難しいのでは…?」

「何なら親族だろうと難しいのでは。慶事に限らず、悲しいことがあってもすぐには動けないのでは…?」

だって、どの演目も休演日はあっても平日だし。

怪我や体調不良でない限り、休演しますってあまり見ないし。


そして今日偶々、月組OGのとしさんこと宇月颯さんのインスタを見つけ歓喜し、投稿を遡っていたら、同期の方の結婚式に参加してきた!という嬉しそうなお写真があった。

そこに「(前略)現役の頃はなかなか難しかったので(後略)」というような記述が付いていた。

ああ、やっぱりそうだよね…と。

土日休みなんてまずないし、寧ろ世間でいう休日は、舞台にとっては「かきいれ時」だろう。

かくいう自分も、今の仕事はその恩恵に預かっている。


ということは。

ジェンヌさん達は日々、こちらからは想像できないような鍛錬を重ね、できない自分に涙したり悔しがったりして、私生活の様々なことを諦めて、舞台に立って幸せを届けてくれているのか、と。

……いやこんなの、改めて言うなんてあほかと。

思った方もいるでしょう。

そんなの言うまでもない、当たり前だろうと。

でもその当たり前かもしれない事を改めて認識した今、自分ももっと全力で一つ一つの作品を観たいと思ったのですよ。

もっともっと、彼女達にありがとうを伝えたい、と。

そのためにはもっと大きな拍手を送ろうと。

そんな事をわざわざ、書いておきたくなったわけです。


…明日も早いよ😭


KITTEのトークイベントの事も途中ですが…

スカステでの放送見たら、自分の記憶が申し訳ないくらい違いすぎて、あと一週間も経つと記憶も薄らいでしまって、後半戦書ける気がしない←

思い出したら&元気がある時に書けたら書く。

所詮自己満足だし…!

8/8 歌劇×KITTEトークイベントに行ってみた

※KITTEでの「歌劇」関連展示及び8/8雪組トークイベントのネタバレを含みます。

これから展示をご覧になる予定の方、スカイステージでの放送を心待ちにされている方は、この先進まれない事をお勧めします。







職場の夏休みが数ヶ月前に伝えられ、それに合わせて取った「凱旋門/Gato Bonito!!」のチケット。

それからしばらくして発表されたのが『「歌劇」創刊 100th Anniversary in KITTE』の関連イベント。

奇しくも観劇の前日が雪組現役生陣のトークイベント。

最近気になっていた朝美絢さん。2番手の彩風咲奈さんに、ソロ写真集が出たばかりの彩凪翔さん。

初心者の自分にもわかる、豪華さ…

台風接近もあり、観劇当日に動けなくなったら嫌なので、思い切って前泊しました。

そしてトークイベントへ!!



東京駅に着いた後、まだ混雑しないうちに展示を見ておこうと軽い気持ちでKITTEへ。

地下からエスカレーターで上がってすぐのアトリウムで展示は展開されていました。


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ちなみにこの時、13時過ぎ頃だったんだけど、ふと見上げると二階の通路ステージ正面側には既に待機している方々…

正直この時、私はヅカファンの皆さんをなめていたな…と感じました。

展示を一通り堪能してからスタッフさんに確認したところ、18時で展示を早めに切り上げ、そこがそのまま立見エリアになるとの事だったので、一旦ホテルへ。

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ステージ上の椅子もスタンバイ済。


17時頃再びKITTEへ。

この時には二階通路のステージが見えるエリアはほぼ埋まり、三階も同様に半分ほどの人出。

立見エリアになるであろう場所は、展示を楽しむ人と、恐らくそのままイベントを見たいのであろう人で既にごちゃついていたので、そこから離れた後方で待つ事に。

開始直前まで、周りの人含め本当に平和に待っていたのですが、始まる直前に自分の目の前に割り込んできた人がいて、正直イラッとしました。

まあ、必ずしもみんながマナー守れているわけじゃないよね…


スタッフさんからの注意喚起アナウンス。

撮影はNG、イベントの模様はスカステニュースでなるべく早く、フルでの放送も極力早い時期を目指すとのこと。ありがたいですね…

始めにMCの真那春人さん登場。

上が白シャツに下が黒のパンツ。爽やか。

そして、彩風咲奈さん、彩凪翔さん、朝美絢さんの順に登壇。

彩風さんが真那さん同様白シャツ黒パンツ、彩凪さんと朝美さんが黒上下でした。

後者のお二人長袖厚手のジャケットに見えましたが、暑さ大丈夫だったのでしょうか…

しかしながら一回とはいえ公演を終えてきた疲労は微塵も見せず。

4人ともアトリウムの上方を何度も見上げ「五階までこんなに沢山の人、ありがとうございます〜」としきりにお礼を述べていました。(イベント開始時には4階までほぼ埋まっていました)


トークは「歌劇」との思い出から。

(以下、真:真那さん、咲:彩風さん、翔:彩凪さん、朝:朝美さんで表記)

咲「毎月歌劇が発売されると本屋さんに駆け込んで、情報をチェックしてた」

真「愛媛の本屋さんにはあったんだ?」

咲「あったんですよ!愛媛!(ドヤ!って感じの笑顔)あっ、ただ、(置かれてたのは)おっきい本屋さんでしたけど、田舎だから笑」

真「それでいうと翔ちゃんは出身が関西だから置いてあったんじゃないの?本屋さん」

翔「そりゃありましたよ(ふふんって感じ素敵w)」


歌劇の楽しみ方は

咲「私は彩輝直さんに憧れていたので、まず彩輝さんが出ているページをチェックしてた」

朝「好きなページを携帯で撮って待受にしてました」

翔・咲「あー!したした!」

真「えっ、3人そういう時代?!そういう時代なの?!でもそういうのメイクとかのさ…アラが見えちゃう…」

朝「あと私は拡大コピーしてました。できる限りおっきくコピーして、部屋に貼って」

真「天井?」

朝「天井じゃなくて、朝起きた時に目が合うところ。起き上がった時に目が合うところに」←これ何度も繰り返し、起き上がる動作をしつつ説明していたので、余程のこだわりがあったのかしらw

朝「学校のコピー機でこっそり」

真「あー、学生だったからねまだその頃は」

朝「はい。学生で。あっ、だけどアラとかないですよ!そこはやっぱり、ジェンヌさんなので」


入団後の歌劇との思い出

真「やっぱりみんな楽屋日記からですかね?」

3人「そうですねー」

真「ここにいるメンバーは全員、その後「えと文」も担当して。嬉しかったよね。自分が読んでたものを自分がやるなんて!って」

咲「「えと文」はネタ探しも大変で(笑)上級生さんとかに、勇気を振り絞って「す、すみません…何かネタはありませんか…」って(聞いていた)」

真「今、雪組の組レポはきゃびさんが担当ですね」

翔「ある時突然「ねーねー、最近どう?」って来るんですよね!あっ!(組レポのネタ探しだ)ってわかるから変なこと言えない」

咲「つまんない事言って載らないのも悲しいし、面白い事言わないとなーって」

真「私まだ載ったことない!載せてもらえるように頑張る」



歌劇との思い出だけでも30分近くお話しされていたかな?

給水と次のコーナーの準備のため、一旦小休止。

無駄に長くなったので記事を分けます…

最近

東宝の記憶もしっかり思い起こさないうちに、どうしてもまた観たい気持ちを抑えきれず、結局今回の演目の観劇は計3回となった…

それにしてもほんっっとうにチケットないんですね!!

演目によっては大劇場なら余裕ある事もあるようだけど、東宝はキャパが大劇場より少ないんですかね?本拠地に比べそもそも取りづらいとの話も目にして…そうなんだ…

そんな状況の中でありがたい事に大変優しい方々と出会い、1ヶ月に満たない間に週一ペースでの東宝…となりました。



とにかく好き。

今回の星組の公演が大好き。それに尽きる。

自分の中のツボにドンピシャだったんだなあと毎日感じる。

今週は待ちに待ったブルーレイとCDが来たし(それも発売日の2日も前に届くという心意気)。

車通勤なので、毎日聴いて歌ってはテンションが上がる。但し仕事にそのテンションは持ち込めない。

今日は歌劇、GRAPH、ルサンク(※雪組の)も購入してしまった。

帰宅後は録画したタカラヅカニュースを観て、他のスカステ放送番組の確認と編集をするのが日課のようになっている。


本当に毎日楽しい!!

ありがたさしかない…毎日潤いがあるんだもの…



明日は別件で大阪へ。キャトル行ってみたいけど迷わず行けるんだろうか…

初めての東京宝塚劇場〜1〜

6月某日。朝4時頃起床、ギリギリの準備を終え、高速バスで東京に向かった。

入り待ちの時間帯を想定したスケジュールを立て、極力早い時間には東京駅に着くはずだった。

しかし地元から東京へ向かう際の高速は、平日休日問わず、東京を目前にして絶対渋滞する。

案の定今回も混雑。仕方なく途中下車し、メトロに乗り換えて日比谷に向かった。既に数十分のロスタイム。


そうしてやっとの思いで日比谷駅着。A13出口の階段を昇る。

地上に出ると、目の前にかの有名なインペリアルホテル。格式…!

少しきょろきょろすると、東京宝塚劇場、通称東宝の場所はすぐわかった。

入り待ちらしきファンクラブ及びギャラリーの皆様がいる。

ドキドキしながら、ギャラリー後方に混じってみた。

ふと斜め先を見ると、見つけた。こっちゃんの会の皆様。

えっ、これはもしやいらっしゃるのかしら。今からいらっしゃるのかしら。

初めてだし一人だし、の不安も相まっていい年した大人が都会のど真ん中でドキドキしていた。

しかし10分も経たずして、楽屋口方向からどなたかの会の皆さんが移動したのに続いてこっちゃんの会も移動していった。

あ、そうか…終わってたのか……一抹の寂しさ。でもいい。初めての東宝で、あっもうご贔屓さんは入られたんだなっていう余韻を味わえただけで。

暫くそこに佇んでいたら、お名前を存じ上げず大変申し訳ありませんが、やはりどなたか男役の組子さんがいらして、会の皆様に簡単にご挨拶をして去って行った。

…ていうかすごい。噂には聞いていたけど、ジェンヌさんってやや遠目に見てもそうとわかる。

ホテル側からも劇場側からも突然現れるんだけど、服装とか姿勢とか歩き方とか、彼女達を纏う何かがもうタカラジェンヌです、と語っている。

それを体感できて、いい歳の私は日曜の朝からとても感激していた。

最高だ。なんて幸せな休日。


そうこうしていたらほぼ全ての組子さんの入りは終わったようだった。

曇り予報、降水確率20%程度だった都心はやや大粒の雨が降り出した。

目の前のMUJ◯カフェが気になった。結構空いてるから入ろうかなと建物に入ると、宿泊者の朝食会場となっていて入れなかった。

なんだいなんだい。

結局一番近い某コーヒーチェーンを探して、小雨の都心を歩く。

初投稿とこれまでの記録

はじめまして。

最近宝塚にすっかりハマってしまい、心の内をだだ漏れにするにはTwitterでは飽き足らず、ついにブログを作りました。

ブログ書くのなんて十何年ぶりか…アラサーです。

以下、そして今後の投稿も多分文章長めになります…


宝塚に関しては、TwitterInstagramを基本としていた。

元々前者のアカウントは既に好きなものだらけ+毒吐き(←)として使用していたので、ここ最近の宝塚へのハマりっぷりを露呈して一人ツイート過剰になることに、どうも気が引けて…(本来気にしなくて良いのかもしれませんが)


本当に文字通りの初心者です。

宝塚独自のファンルールなども勉強中です。

今必死に、全組好きになることに抗っています

(他にも趣味?好きなことがあるので、経済的にブレーキをかけなければと)

ルールとマナーを守った観劇と応援の日々を送りたいとは思っています。



そんな私が宝塚に出会ったのは、元を辿れば小3?小4?の時。

全ツで花組さんの「風と共に去りぬ」が地元で上演される事になり、祖母がチケット取ったからと誘ってくれ、母と三世代で観に行った。

確かトップが真矢みきさん、スカーレットのメインと裏(スカーレットの心の中?のもう一人のスカーレット)いずれかが愛華みれさんだったかと記憶。

観劇後、最も印象的だったのが二人のスカーレットが歌うナンバー(♪私と貴女は裏表、みたいな歌詞だった気がする)。

プログラムも繰り返し眺めていた気が…

しかしその後成人しても、宝塚に強く惹かれる事はなかった。


この一年ほど、◯いったーでフォローしている方の一人が、しきりに「ちぎみゆ」というワードを呟くのを目にするように。

ちぎみゆ退団、ムラへ遠征…

そうなんだなーぐらいに思っていた。


そしてある時、イ◯スタの「おすすめ」に随分綺麗な方の写真がぽつりと混ざるように。

何の気なしに見てみたそのポストに付いていたタグは「早霧せいな」「ちぎさん」等々。

……かっこいい。

しかし調べてみれば、ちぎさんもゆうみちゃんも昨年既に退団され、それぞれの道を歩んでいる。

もう宝塚を観に行っても二人はいない。ならばハマるまい。

……そう思っていた。

そんなある日、今度は◯ouTubeが宝塚公式チャンネルの動画を勧めてきた。

ピンクのキラッキラしたお衣装を着た方のサムネ。

台湾公演の記者会見映像だった。これまた何の気なしに見てみた。

………むっちゃかっこいいやんけ(΄◉◞౪◟◉`)

ていうか曲が。曲が好き。とにかく曲がツボにハマった。あーちゃんのお衣装も好き。

会見時に髪型変わってるし。それも可愛いし。

それからもうKiller Rougeが好きで好きで好きで…(以下略)

5月に友達と泊りがけで旅行に行った時は、その映像を無理やり見せたりした(嫌がらず、むしろ褒めてくれ本当に良い友達です…ありがとう)。

ただ今回、お芝居は「落語ミュージカル」と銘打たれている。

落語ミュージカルって何だろう。

いかにも伝統的な宝塚!という演目ではないだろう。大丈夫だろうか。楽しめるだろうか。王道から入らなくていいだろうか。

そんな事を考えて、5月はまだ観劇に行こうとまでは思わずにいた。


そんなこんなしていたら6月。

もうダメだ。何度も見てる。キラッキララキラッ!が頭から離れない。

好きすぎて観たい。

これはあれだ。ハマったらダメなやつだ。

でもこういうのは生で観るのが一番最高だし、一番大事だって今までの経験上知っている。

行かずに後悔するより、行って後悔するのがモットー!!

◯いったーで検索してみた。丁度仕事が休みの日のお譲りを見つけた。トントンと話が進み、星組を観に行くことに。

…嬉しい。自分でも驚く急展開。

ある日スカステでちぎみゆがいた頃の演目を7月に放送すると知った。

よし7月から加入しよう。6月は我慢だ。

それにしても6月も観たいやつあるなあ。みやちゃんも観られるなあ。

えーっと何々、加入月は無料…

契約した←

ネットでうまくできず、電話で加入した。

オペレーターの女性に「以前から宝塚をお好きなんですか?」「きっかけになった放送はありますか?」あれこれ質問された。

みんなにこれを聞くんだろうか。恥ずかしい。

最後には「ご贔屓の方はいらっしゃいますか?」と聞かれた。

なぜかそこだけべらべらと、早霧せいなさんを好きになって…と話してしまった。

電話の向こうの女性がちょっと引いているのを感じた。

単に「はい」か「いいえ」で答えれば良かったのかもしれない。すみませんでした😢


初めての星組観劇まで数週間もない。

あれこれ観た。スカステ公式で検索をかけて気になったものは片っ端から録画して勉強。

いつもなら、自分にとっての初日を迎えるまでライブや観劇のネタバレは極力避ける。

でも今回は多少わかっていた方が楽しめそう。

そう思い、関連番組はチェックした。

ちなみに5月の時点で、さゆみさんもあーちゃんも好きになっていた。

しかしながら一番心惹かれたのは…礼真琴さんである。こっちゃん

生で観るこっちゃんはやばいだろう。

(やばい、以外の日本語が出てこない悔しい)

もう抜け出せないだろう。でも絶対観に行こう。


というわけで、この間およそ1ヶ月強。

こうして私は6月に、初めての東京宝塚劇場へ足を運んだ。